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センスに頼らない。インテリアディスプレイがまとまる5つのコツ

「おしゃれなインテリアディスプレイに憧れるけれど、何を飾ればいいかわからない」「置いてみても、なんだか雑然として見える」。そんな悩みを感じたことはありませんか。

実は、ディスプレイを素敵に見せるために大切なのは、センスだけではありません。いくつかの基本的なルールを知っておくと、手持ちの雑貨もぐっとバランスよく飾りやすくなります。インテリアショップのディスプレイも、ただ商品を並べているのではなく、視線の集め方やアイテムの配置など、さまざまな工夫が取り入れられています。

今回は、自宅でもすぐに実践できる、インテリアディスプレイを美しくまとめる5つの基本をご紹介します。

1. 飾る場所を決める

ディスプレイを魅力的に見せる最初のポイントは、部屋の中に「視線が集まる場所」をつくることです。

部屋全体にバランスよく飾ろうとすると、かえってまとまりがなく見えてしまうことがあります。「飾る場所」と「あえて何も置かない場所」をつくり、メリハリを意識してみましょう。

インテリアでは、このように自然と視線を引きつける場所や対象を「フォーカルポイント」と呼びます。

例えば、
・部屋に入ったとき、入り口から見て対角にあるスペース
・ソファやダイニングから自然と視線が向く場所
・窓辺やチェストの上、飾り棚など、ディスプレイをつくりやすい場所
などを意識してみるのがおすすめです。

まずは部屋の中から1〜2か所を選び、そこを中心に飾ってみましょう。周りにあえて余白を残すことで、お気に入りの雑貨や植物がより引き立ち、空間全体に心地よいメリハリが生まれます。

2. 奇数を意識する

雑貨をいくつか組み合わせるときは、2個や4個といった偶数だけでなく、3個・5個などの奇数を意識してみましょう。奇数は左右対称になりすぎず、ほどよいリズムや動きが生まれるため、自然でこなれた印象に見せやすい組み合わせです。

一方、偶数は左右対称の配置をつくりやすく、整然としたきちんと感を演出したいときに向いています。

例えば、
・フラワーベース
・フォトフレーム
・小さなオブジェ
というように、異なる3つのアイテムを組み合わせてみましょう。

何を飾ればよいか迷ったときは、まず手持ちの雑貨から3つを選んでみると、ディスプレイを考えやすくなります。

3. 三角形を意識して高低差をつける

アイテムを3つ選んだら、次はそれぞれの高さに変化をつけてみましょう。

背の高いもの、中くらいのもの、低いものを組み合わせ、全体でゆるやかな「三角形」をつくるイメージです。高低差が生まれることで視線が自然と動き、バランスのよいディスプレイに仕上がります。

さらに統一感を出したいときは、色や素材にも共通点をつくってみましょう。

例えば、色味を揃えたり、木やガラスなど同じ素材を取り入れたりすると、異なるデザインの雑貨でもまとまりやすくなります。

一方で、すべてを同じ色や素材で揃える必要はありません。形や素材の異なるものをひとつ加えると、ほどよい変化が生まれ、単調になりすぎず、奥行きのあるディスプレイを楽しめます。

4. ベースをつくってひとまとめにする

雑貨をひとつずつ直接置いていくと、それぞれが独立して見え、「ただ置いているだけ」という印象になってしまうことがあります。

そんなときは、下に「ベース」となるものをひとつ敷いてみるのもおすすめです。

例えば、お気に入りのトレーや少し厚みのある洋書、小さなリネンクロスなどを敷き、その上に雑貨をまとめてみましょう。バラバラに見えていた小物も、ベースをつくることでひとつのグループとして認識しやすくなり、ディスプレイ全体にまとまりが生まれます。

アクセサリーやハンドクリームなど、生活感の出やすいアイテムも、トレーにまとめて置くだけで、インテリアの一部として楽しみやすくなります。

5. 前後にずらして立体感をつくる

もうひとつ意識したいのが、アイテムを横一列に並べすぎないことです。

きれいに揃えて並べると整った印象になる一方で、ディスプレイが平面的に見えてしまうこともあります。

例えば、
・アートフレームや大判の本を壁に立て掛ける
・背の高い花瓶を少し後ろに置く
・小さなオブジェを手前にずらして置く
というように、前後の位置を少し変えてみましょう。

ほんの数センチずらすだけでも、アイテム同士に重なりが生まれ、ディスプレイに奥行きを感じられるようになります。一直線に揃えようとせず、少し前後にずらして配置することを意識すると、より自然で表情のあるディスプレイに仕上がります。

まとめ

ディスプレイは、特別なセンスや高価な雑貨がなくても、いくつかの基本を意識するだけで印象を変えることができます。

まずは飾る場所を決めて、「奇数」「三角形」「ベース」「前後」の4つのポイントを意識してみましょう。

すべてのルールを一度に取り入れる必要はありません。手持ちの雑貨や植物を使って、置く場所や組み合わせを少しずつ変えてみるだけでも、新しい魅力に気づくことがあります。

試行錯誤する時間も楽しみながら、「なんだか好き」「しっくりくる」と感じる、自分らしい飾り方を見つけてみてください。

イエナカさんのプロフィール画像
監修者
イエナカ

約13年間インテリア業界にて、接客・提案・コーディネート業務に従事。インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターの資格を持ち、住宅・インテリア分野を中心に、実務経験を活かしたコラムの執筆やコンテンツ制作を行っている。


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