採寸安心保証サービス

顧客満足度★★★★★

高品質を低価格で提供

世界の窓辺レポート オーストラリア編 | 住まいを明るく整える、白とニュートラルで揃える窓辺

Tuissは、英国発のオーダーメイドブラインド・カーテンブランドとして、日本を含む世界各国で窓まわりの商品を展開しています。国が変われば、住まいの形、気候、光の入り方、インテリアの好みも変わります。その違いは、窓辺に選ばれる商品にもはっきりと表れます。

この連載「世界の窓辺レポート」では、Tuissが展開する各国の担当者へのヒアリングをもとに、世界の窓まわり事情を国別に紹介していきます。単に海外の流行を紹介するだけでなく、なぜその商品が選ばれているのか、住宅事情や気候、ライフスタイルの背景まで掘り下げながら、日本の住まいにも取り入れやすいヒントをお届けします。


第6回は、南半球の国・オーストラリア。広い住まい、強い日差し、お庭や屋外空間とつながる暮らし。そして、住まいを自分たちらしく整え、必要に応じてアップデートしていく感覚。オーストラリアの窓辺には、そうした考えがよく表れています。

オーストラリアで特に人気があるのは、白やニュートラルカラーのロールスクリーンです。一見するとシンプルで無難な選択に見えるかもしれませんが、その背景には、部屋を明るく清潔に見せること、強い日差しに対応すること、そして将来の住み替えや住宅価値を意識する実用的な感覚があります。

大きな住まいが多いオーストラリア

オーストラリアの住まいを考えるうえで、まず押さえておきたいのが住宅のスケールです。

オーストラリア統計局によると、2021年の国勢調査では、オーストラリアの住まいの70%が一戸建て、13%がタウンハウス(隣の家とくっつくように作られた集合住宅)、16%がアパートとなっています。また、2021–22年の新築戸建て住宅の平均床面積は232.3㎡で、集合住宅などを含む「その他の住宅」でも137㎡とされています。日本の都市部の住まいと比べると、住空間にゆとりがある家が多いことがうかがえます。

住まいにゆとりがあると、窓も大きくなりやすく、リビングやダイニングにたっぷりと光を取り込む開放的な空間がつくられます。一方で、大きな窓は、強い日差しや室内にこもる熱、外からの視線、家具や床の日焼けといった課題も生みます。

そのため、オーストラリアの窓まわりには、部屋を明るく広く見せながら、日差しや視線をどう整えるかという実用性が求められます。白やニュートラルカラーのロールスクリーンが支持される背景には、こうした住まいのスケール感もあると考えられます。

住まいを“育てる”ホームインプルーブメント文化

オーストラリアの住まい方でもうひとつ特徴的なのが、家を自分たちで整え、手を加えていく意識の高さです。

オーストラリア政府機関のAsbestos Safety and Eradication Agencyが公表している調査では、オーストラリア成人の67%が、何らかの住まい改善に関心のある “home improver” とされています。また、別の調査でも、オーストラリア人の57%が、住宅改修やメンテナンスの少なくとも一部を自分で行ったことがある、または行う意向がある “DIYer” とされています。

つまり、オーストラリアでは、住まいを「買って終わり」にするのではなく、自分たちらしく手を加えながら、見た目や快適性を高めていく感覚が比較的身近にあります。

参照:Carlisle Homes

また、オーストラリアでリノベーションやDIYへの関心が高いことは、テレビ番組の人気からも見えてきます。リノベーション番組『The Block』は、2003年にChannel Nineで放送が始まり、2025年には第21シーズンを迎えた長寿番組です。さらに、2025年のグランドファイナルは、同年のオーストラリアテレビにおける非スポーツ番組で最高視聴率を記録するほどの人気だったようです。

こうした番組やSNSの影響もあり、オーストラリアでは住まいを「買って終わり」ではなく、手を加えながら見た目や快適性を高めていくものとして捉える感覚が広がっています。住まいを少しずつ整えていく文化があるからこそ、窓まわりも「一度選んだら終わり」ではなく、部屋の印象や暮らし方に合わせてアップデートしていく対象になります。

屋外とつながる暮らしと、日差しを整える窓辺

オーストラリアの住まいを考えるうえでは、屋内と屋外のつながりも大切な視点です。庭、デッキ、ベランダ、アルフレスコスペースなど、外で過ごす場所とリビングがつながる住まいでは、窓や開口部も大きくなりやすくなります。

参照:Carlisle Homes

ただし、外とつながるほど、強い日差しや眩しさ、室内に入る熱への対策も欠かせません。オーストラリア政府系の住宅情報サイト「YourHome」では、パッシブデザインの考え方として、気候に応じて日差しを遮り、夏の不要な熱を抑えながら、冬の日射は取り込むことの重要性が紹介されています。また、庇やベランダ、深いバルコニー、外付けシェード、樹木などを使って日差しを調整する工夫も示されています。

そのため、オーストラリアの窓辺では、外の景色や屋外空間とのつながりを活かしながら、日差しをコントロールする実用性も求められます。白いロールスクリーンは、室内を明るく清潔に見せながら光を整える選択肢として使いやすく、透け感のあるシアー素材やウェーブカーテンを重ねることで、空間にやわらかさやリゾート感を加えることもできます。

住宅売買が意識されるから、白とニュートラルが選ばれる

オーストラリアの窓辺を語るうえで面白いのが、住宅価値や再販時の印象を意識した選び方です。

日本では新築住宅への志向が比較的強く、既存住宅の流通シェアは欧米諸国に比べて低いとされています。日本の既存住宅の流通シェアが3割弱程度である一方、オーストラリアの全住宅取引に占める既存住宅取引の割合は8割程度というデータがあります。年次や統計の定義には違いがありますが、オーストラリアでは日本に比べて、既存住宅の売買が住まい選びの中で大きな位置を占めていると考えられます。

こうした住宅市場では、窓まわりにも「自分の好みに合うか」だけでなく、「次に住む人にも受け入れられやすいか」「住まいを明るく清潔に見せられるか」という視点が入りやすくなります。

オーストラリアの担当者も、オーストラリアでは住宅の売却を視野に入れている物件ではニュートラルで白いロールスクリーンが好まれやすく、清潔感のある窓装飾は住まいの印象を損ないにくいと説明しています。

白やニュートラルカラーは、単に無難な色ではありません。強い日差しの中でも部屋を明るく見せ、さまざまな家具や内装に合わせやすく、将来的な模様替えや住み替えにも対応しやすい、合理的な選択肢なのです。

人気の中心は、白いロールスクリーン

オーストラリアで最も人気のある窓まわりカテゴリーとして、現地担当者はロールスクリーンを挙げています。続いてローマンシェード、カーテンが人気カテゴリーとされており、色では白が大きな人気を集めています。真っ白だけではなくオフホワイト、ウォームベージュ、グレーなどのソフトなニュートラルカラーも好まれており、全体として清潔感があり、さまざまなインテリアに合わせやすい色が選ばれています。

白いロールスクリーンが人気なのは、見た目がすっきりしているだけではありません。広いリビングや大きな窓のある住まいでは、窓まわりが重く見えると、空間全体の開放感が損なわれることがあります。白いロールスクリーンなら、光を整えながら、窓辺を軽やかに見せることができます。

また、白はどんな色の家具や床にも合わせやすく、住まいを明るく清潔な印象に見せてくれます。住宅売買やリノベーションへの関心が高いオーストラリアでは、こうした「次の暮らしにも合わせやすい」汎用性も、選ばれる理由のひとつになっていると考えられます。

暑い夏と強い日差しに応える、遮光・断熱・ウッドシャッター

もちろん、オーストラリアの窓辺では、見た目だけでなく機能性も重要です。

現地担当者によると、オーストラリアでは暑い夏を背景に、住まいを涼しく保つ商品や、エネルギー効率を意識した窓装飾への関心が高まっています。遮光タイプ、ハニカムシェード、ウッドシャッターなどは、断熱性や日差し対策、見た目の面でも注目されています。

強い日差しが入る窓では、室内の温度上昇や眩しさをどう抑えるかが大切になります。一方で、せっかくの明るさや開放感を失いたくないというニーズもあります。だからこそ、オーストラリアでは、遮光性や断熱性を意識しながらも、白やニュートラルカラーで空間を重く見せない窓まわりが好まれます。

ウッドシャッターもオーストラリアではプレミアムな窓装飾として人気があります。現地担当者は、ウッドシャッターについて、住まいに上質な印象を加える点でも評価されていると説明しています。

ウェーブカーテンとレイヤードスタイル

近年のオーストラリアでは、ロールスクリーンにカーテンを重ねるレイヤードスタイルも広がっています。

現地担当者によると、ここ数年は、白以外にも暖かみのあるオーガニックな色、自然な質感、ローラーとカーテンを組み合わせるレイヤードスタイルへの関心が高まっています。特にウェーブカーテンは、現代的なインテリアトレンドや、先ほど紹介した「The Block」のようなリノベーション番組、インフルエンサーの影響もあり、人気が伸びているそうです。

ロールスクリーンはお部屋をフラットですっきりとした印象にしますが、カーテンを重ねることで、部屋にやわらかさや奥行きが生まれます。特にウェーブカーテンは、均一なウェーブがすっきりとした印象をつくりながら、空間にホテルライクな上質感を加えてくれます。

白いロールスクリーンだけでは少しシンプルすぎると感じる空間でも、シアーやカーテンを重ねることで、光をやわらげながら、インテリアとしての完成度を高めることができます。オーストラリアのレイヤードスタイルには、実用性と見た目の心地よさを両立させる感覚が表れています。

現地担当者コメント

オーストラリアのお客様は、スタイルと実用性のバランスを求めています。強い日差しや暑さに対応しながら、住まいを明るく、清潔で、時代を問わない印象に見せたいというニーズがあります。白やニュートラルのロールスクリーンは、そうした暮らしに合う選択肢として支持されています。

このコメントからもわかるように、オーストラリアの窓辺では、日差し対策とインテリア性が切り離されていません。暑さや眩しさに対応しながら、部屋を明るく広く見せ、住まい全体の印象を整えることが大切にされています。

日本の住まいに取り入れるなら

オーストラリアの窓辺から学べることは、白やニュートラルを「無難な色」としてではなく、住まいを明るく、長く使いやすく整えるための選択肢として考えることです。

日本でも、部屋を広く見せたい、日差しをやわらげたい、将来の模様替えに対応しやすくしたいという悩みは少なくありません。リビングやダイニングに白やオフホワイト、ウォームベージュのロールスクリーンを取り入れると、窓まわりをすっきり見せながら、部屋全体を明るく清潔な印象に整えることができます。

西日や夏の暑さが気になる窓では、遮光タイプや遮熱性のある生地、ハニカムシェードなども選択肢になります。強い日差しを抑えながら、部屋を暗く重く見せないことが、快適な窓辺づくりのポイントです。

また、ロールスクリーンだけでは少し硬く見える場合は、カーテンやシアーを重ねるレイヤードスタイルもおすすめです。シンプルな窓辺に布のやわらかさを加えることで、部屋に奥行きやくつろぎが生まれます。

住まいを大きく変えなくても、窓まわりを変えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。オーストラリアのように、実用性と見た目の清潔感、将来の使いやすさを意識して窓辺を選ぶことは、日本の住まいにも取り入れやすいヒントです。

Take Away:オーストラリアの窓辺から学べること

オーストラリアの窓辺から学べるのは、白やニュートラルを、住まいを明るく、清潔に、長く使いやすく見せるための選択肢として捉えることです。

大きな住まい、強い日差し、屋外とつながる暮らし、そして住宅を自分たちらしく整え、価値を保とうとする感覚。そうした背景の中で、白いロールスクリーンやニュートラルカラー、ウェーブカーテンのようなレイヤードスタイルが支持されています。

日本の住まいでも、日差しや暑さに対応しながら、部屋を暗く重く見せないことは大切です。白やニュートラルの窓装飾を上手に取り入れることで、明るく、清潔で、暮らしの変化にも合わせやすい窓辺をつくることができます。


こちらからメルマガ登録いただくとTuiss(チューイッシュ)のお得なキャンペーン情報を定期的にメールでお知らせいたします。

メルマガ会員募集中

↓↓↓