ブラインドは、オフィスや事務所の窓まわりのアイテムとして多くの企業で選ばれています。オフィスの環境づくりは、従業員の集中力や生産性などの働きやすさ、さらには企業のイメージにまで大きな影響を与えます。とくに窓まわりは、日差しのコントロール、プライバシー確保や企業情報の保護、空間全体の印象づくりにとても重要です。
一口にブラインドといっても、その種類や機能など多岐にわたるため、選び方に悩まれるケースも多いのではないでしょうか。今回は、オフィス環境に適したブラインドの選び方をわかりやすく解説します。
目次
Toggleオフィスや事務所にブラインドが選ばれる理由

オフィスや事務所の窓まわりといえば、ブラインドを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。選ばれる理由は「採光調整が容易にできる」「オフィスになじむすっきりとした見た目」「大きなサイズでも操作しやすい」の3点です。
採光調整が容易にできる
ブラインドの最大のメリットは、光の量と角度を細かく調整できることです。とくにスラット(羽根)式のブラインドは角度を変えることで、時間帯や季節に応じて光と風の入り方を細かくコントロールすることができます。暑い季節には直射日光を遮り、冬場には窓からの冷気をやわらげたりすることができます。
また、休憩時間などでの空気の入れ替えやパソコン作業時の画面への映り込みを防いだり、重要な会議の様子や資料の内容を外から見られないようセキュリティを確保することが可能です。
オフィスになじむすっきりとした見た目
ブラインドはフラットな形状になるので、オフィスの窓にぴったりとフィットし清潔感のあるすっきりとした見た目になります。シンプルでスタイリッシュな印象を与え、カラーバリエーションも豊富なので、モダン・シンプルなオフィスからデザイナーズオフィスまで、あらゆるスタイルにマッチします。その際、オフィスの壁紙やデスク・チェアとカラーコーディネートすることでより洗練された空間づくりを実現できます。
大きなサイズでも操作しやすい
ブラインドの特徴は、大きなサイズでも操作がしやすいことです。とくにオフィスの大きな窓サイズにとってメリットになります。スラット(羽根)式のアルミブラインドは、軽量のアルミをスラットに使用していることで昇降操作が容易で、ロッド棒を回転させて調光を行い、昇降はコードやチェーンを引っ張って行います。ロールスクリーンはメカ式でチェーンで軽い操作が可能のため、背の高い商品でもスムーズに操作できます。
また、電動式ブラインドなら、スマホやリモコンで簡単に操作できるので、大きいサイズの窓はもちろん、複数の窓の同時操作や高い位置の窓でも離れた位置からワンタッチでブラインドの調光や昇降を行なえるのでおすすめです。
オフィスに取り付ける主なブラインド

それでは、オフィスによく採用されている、代表的な3つのブラインドの特徴をご紹介します。
アルミブラインド
オフィスの窓周りといえばこのアルミブラインドを思い浮かべる方も多く、幅広いオフィスで広く採用されています。アルミブラインドの特徴は、スラットの角度を細かく調整できるので、直射日光を遮りながらも自然光を取り入れられる点です。また、アルミ素材は軽量なため開閉時の負担が少なく操作もスムーズ。耐久性も高くお手入れもサッと拭くだけで簡単に清潔感を保てるのが魅力です。
見た目は光沢感のあるシンプルなデザインで、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出します。色やサイズも豊富なので、オフィスのイメージにあわせて選ぶことができます。価格帯がブラインドの中でも比較的リーズナブルな点も人気の理由です。
バーチカルブラインド
バーチカルブラインドは、縦方向に並んだスラットを左右に開閉し、光の調節をするブラインドです。オフィスのエントランスやオープンスペースによく使用されていて、縦のラインが空間に高さをもたらす視覚効果があります。
また、軽い力で横に開閉できるため大きな窓に最適で、開放感のあるモダンな印象を演出したいオフィス空間にもぴったりです。縦に連なるルーバーを左右に動かし、遮光性が高い点もメリットで、光の入り方や外からの視線を自在に調整でき、プライバシーと採光を両立できるのがポイントです。縦型なのでホコリがたまりにくく、ルーバーを外して簡単に掃除ができる点も実用的です。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは、フラットな一枚の布地を巻き上げて開閉するシンプルでコンパクトな窓まわりのアイテムです。開放感を損なうことなくすっきりとした見た目になり、天井の高いオフィスやスペースにおすすめです。設置の際に奥行きも必要なく、非常にコンパクトなため省スペースにも最適です。
また、ロールスクリーンは、デザインが豊富なため企業イメージを連想したデザインを採用したり、休憩スペースなどでは遊び心のあるデザインを取り入れるなどができます。
オフィスのブラインドは自分で取り付けられる?

オフィスのブラインドの取り付けは業者に依頼するイメージがあるかと思いますが、一般的なサイズであれば、簡単なビス止めだけで自分で取り付けすることが可能です。つっぱり式タイプであれば、工事不要・穴あけ不要で簡単に取り付けることができます。
取り付け方法を理解する
まずはじめに、窓にどのように取り付けるかを理解しましょう。ブラインドの設置には、「天井付け」(窓の内側に取り付ける方法)と「正面付け」(窓枠の上の壁に取り付ける方法)があります。取り付ける窓の環境や目的を確認してどちらの取り付け方法にするかを決めていきます。
天井付け
窓枠内側におさめる取り付け方法の天井付けは、本体上部のメカ部分や本体が全て窓枠内に収まるので、すっきりとした印象になるのが特徴です。オフィスビルでは天井にカーテンボックスが取り付けられていることも多く、その場合には天井付けで取り付けていただきます。
[採寸方法]
金属製メジャーを使用し、ミリ単位まで測ります。窓枠内寸の縦と横いずれも3か所の寸法を測定します。数値が異なる場合は、最も小さな数値を採用します。
正面付け
窓枠を覆うように取り付ける方法の正面付けは、窓枠よりもサイズを大きくすることで、隙間からの光漏れが少なく、遮光に優れているのが特徴です。窓が大きく見える点もメリットです。
[採寸方法]
金属製メジャーを使用し、ミリ単位まで測ります。窓枠外寸を測ります。光漏れを防ぐために、重なり分量は床、建具、障害物などを考慮してお好みの長さを追加します(おすすめは、窓枠の上下に7cm以上、左右に5cmずつの重なり分量です)。
電動ドライバーがあれば簡単にビス止めできる
ブラインドは、同梱されている金具(ブラケット)をビスで窓枠や壁に取り付けて固定し、そのブラケットにブラインド本体をはめ込んで設置します。必要な工具はドライバーのみ。穴を開けてビスを打ち込む際には、電動ドライバーがあればさらに簡単に取り付けできます。
既存のカーテンレールに取り付ける方法も
C型・角型・H型などの金属製レールであれば、既存のカーテンレールに取り付けすることが可能です。注意点はカーテンレールの耐荷重が取り付け可能範囲内であることが必要になる点です。
オフィス・事務所のブラインドの選び方

ここでは、オフィスのブラインドを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
導入しやすい価格か
オフィスは窓が多いこともあり、導入コストを考える必要があります。ブラインドはその種類や採用している素材によって価格に幅があります。また従業員が働きやすく、飽きのこない統一感のあるものを選ぶと長期間使用することができます。導入コストとその効果をバランスよく考慮して選ぶことが大切です。
雰囲気に合わせた色を選ぶ
オフィスのブラインドは白のイメージが強くありませんか?
ブラインドのカラーはさまざまなものが作られており、オフィスの雰囲気や目的に合った色を選ぶことも可能です。色付きのブラインドを取り入れる場合、壁紙や床材、家具との調和や統一感を考慮することが大切です。
またブランドイメージを浸透させたい場合は、コーポレートカラーを取り入れるのが効果的です。カラーのもつイメージは、ホワイト・ベージュ系の色は、明るい雰囲気になり、ブラウン・ダーク系の色は、落ち着きのあるイメージになります。すっきりしたイメージにしたい場合は、ブルー系の色がおすすめです。
雰囲気に合わせた種類を選ぶ
ブラインドの種類を選ぶ際は、設置するオフィス空間のイメージに合わせて選ぶことが大切です。アルミブラインドはどんなインテリアにも合わせやすくニュートラルな雰囲気になります。カラーバリエーションも多彩なので選びやすいのがメリットです。
バーチカルブラインドは海外のオフィスのような、より開放感のある雰囲気になり、高層階の大きいガラス張りの窓で景色が一望できるオフィス空間などにおすすめです。
ロールスクリーンはカフェなどにも多く採用されており、ややカジュアルな雰囲気になります。フラットな一枚の布地はすき間ができづらいので遮光性が高く、また裏地を選べるので機能性に優れます。デザインが豊富なので空間のイメージに合わせてぴったりなスクリーンを選ぶことができるでしょう。
ブラインドを長くお使いいただく方法

オフィスは毎日多くの人が出入りするので、ブラインドを長期間使用するには日頃のメンテナンスが欠かせません。また清潔なオフィス空間を維持することは、従業員への配慮や企業イメージにも直結する重要な要素の一つです。ここではブラインドを長持ちさせる方法を紹介します。
お手入れ方法
ブラインドは、ハンディモップなどでサッと拭くだけできれいになり、お手入れはとても簡単です。アルミや防水加工された素材のものであれば、強い汚れがついても簡単に落とすことができます。アルミやバーチカルなどのスラット式ブラインドであれば、ホコリはスラットを閉じた状態にしてハンディモップや乾いた布などで軽く撫でるように拭き取ります。
汚れを落とす場合は、食器用の中性洗剤と湿らせた布で汚れた部分を拭き取りタオルで軽くたたいて水気を取り乾かします。ロールスクリーンの場合も柔らかい布や掃除機のブラシでホコリを取り、汚れた部分は中性洗剤を含ませた布で軽く拭くと清潔に保つことができます。
風の強い日は窓を閉める
ブラインドで注意が必要なのが、風の強い日は窓を開けるのをやめましょう。とくにアルミやバーチカルなどのスラット式ブラインドは、スラット同士や窓枠にぶつかり’カタカタ’という音がするだけでなく、スラットが折れてしまったり、紐が絡まるなどのトラブルになる可能性があるのでとくに注意しましょう。
まとめ
オフィスや事務所にブラインドが選ばれる理由を詳しく解説してきました。細かい調光ができるブラインドは、日差しのコントロールやプライバシー保護に適していて、従業員の集中力や生産性などの働きやすい環境つくりを整えてくれます。
また、オフィスの雰囲気に合った種類を選ぶことで、企業のイメージにまで影響するアイテムです。オフィスに適したブラインドを導入し、働きやすく、企業の価値を高める空間づくりを目指してみてはいかがでしょうか。